2013/11/15

from...Tokyo ~TOKYO BOPPER~


name:yama









UNBILICAL






原宿の裏側、人通りは決して多くはないキャットストリートに
ひっそりと、だけど堂々とあるお店"TOKYO BOPPER"
調べてみると1994年に出来たんだとか
ずっと原宿の真ん中に存在し続け、その変化と共に歩んできたお店

僕が知ったのはつい2、3年前の話で
「ボッパーと言ったら厚底」というイメージのもと、厚底を履かない僕は
お店に出向いたことはなく、でも、初めて見たときから毎日ボッパーのブログは欠かさず見ている
ボッパーに来るお客さんの写真やボッパースタッフの毎日のコーディネートが載っているから
それがとても面白い

そこで働くyamaさん
知っている人も大勢いるのではないだろうか
胸の下までウエストを持ってきたスーパーハイウエストのパンツ
オールブラックに足元のオレンジの差し色が効いてて
靴は新作のダイヤの靴
ニット帽から覗く三つ網、けむくじゃらのバッグが相当イカしてた

さりげないシャツの袖にあるリボンとかデザイン性の高いアイテムだけど
サラって着こなしちゃうセンスはやっぱりタダ者じゃない証拠
時間のない中ご協力ありがとうございました






僕は性別を越えてyamaさんの着こなしがとても好きで
シルエットだったり、アイテムのチョイスだったり
真似したくって彼女のコーディネートを何枚も保存している

オシャレってなんとなく2種類あると思っているんだけど
一つはシンプルなものでも、他とは違う着こなしに魅せる人
もう一つはデザイン性の高いアイテムをサラっと着こなす人
彼女の場合はどちらにも当てはまる、そんな孤高な存在

彼女もお店(もちろん他のスタッフも)と2人3脚で原宿の変化を共に眺めてきた人
この街を代表する人の1人なのではないだろうか
そんな人がとても気さくで、まだまだ半人前の僕の声掛けに足を止めてくれる
なんて素晴らしい人柄なのだろう

「時間かかってすいません」と言うと「いえいえ、何のスナップなんですか?」と聞かれ、「個人でやってるんです」と答える
交わした会話はこれくらいで、「チェックしますね」と言った彼女の後ろ姿を見送る
いつまでたっても堂々とできない、自信のない僕だけど
少しだけ彼女から勇気をもらった気がしたんだ

「お店にお話しにいきます」と約束したから、今度行ってみようと思う
初めてそのお店の門をたたく
そのときまでに少しでも成長していたいな





りゅーちゃん。