name:湯之上 真子
used
GUNNE SAX , Levis
CONVERSE
Keisuke Kanda
名古屋に行くとよく行く古着屋さんがあるのだけど
そこで店員をやっている女の子
僕のイメージはそこの店員さんはみんな"イケイケで派手"
そんな中で彼女みたいな控えめな人って珍しいなと思って初めは見ていた
レジに立っていたから上半身しか見えなかったけど
ボロボロのスエットだけ見た瞬間に撮らせてもらおうって決めていた
休憩中に再度会った時、細部まで僕の好きな感じで
とてもテンションがあがったのをよく覚えている
最近目が肥えちゃってあまりオシャレな人を見てもワクワクしないんだけど
彼女のことは撮らせてもらえてよかったって心から思える
足元のジャックパーセル、スカートとデニムのレイヤード
ロールアップは一つ折り返すだけ
それぞれのアイテムにもとてもこだわりが見られ、服を選ぶ"目"が備わっているのが分かる
リバーシブルでも使えるアウターもとても可愛かった
高校を卒業してからずっとたい焼き屋さんで働いてたんだけど(なんか想像すると似合う)
ずっとアパレルをやりたくて今の会社に勤め始めたって言ってた
今、ちょうど一年くらいらしいんだけど"難しいですね"とこぼしていた
意外と若く見えて本当に若い人と、意外と若く見えて実は結構年上の人といると思うんだけど
彼女の場合もどっちかだろうなって思ってて
そしたら・・・まぁ僕の予想は外れたんだけど
"いつも若く見られますねぇ"ってちょっと悔しそうにしてた(笑)
笑顔がとても素敵で、話してて凄く癒されたっけな
好きな食べ物がかぶったりそんなことで盛り上がって
これからはリメイクとかに挑戦したいって言ってた(なんか向いてそう)
好きな言葉が"おはよう"だったときには少し笑っちゃった
僕が彼女の服装を褒めるととても嬉しそうにしてて
また服のお話したいですね、ってそう言って別れた
名古屋に行けば名古屋が好きになるし、大阪に行けば大阪に住みたくなる
自分の住む街を一番に愛することができる人がそこにいるから
そこでしか、そしてそこにいる人にしかできないことを一所懸命やってる人は素敵だ
離れていても"ここにいるよ""頑張ってるよ"って僕を奮い立たせてくれる
そういう仲間に出会えて本当に幸せだ
りゅーちゃん。
