2014/05/23

ペールトーンでまとめて涼しげなボーイッシュガール ~みきの物語~










曇り空と太陽が沈んだこととの両方が気持ちを少し暗くさせる中での出会い
マスタード、濃いめのブラウンにグレー、白、淡いグリーン、そして水色
アースカラーとペールカラ―を上手く織り交ぜた控えめでほどよい色使い
涼しげな手さげカバンはなんと手作りのものでふと風鈴と金魚が思い浮かんだりして
まだ夏は来ていないし夜は肌寒いけどなんとなく待ち遠しい気分に

サンダルにソックス、サファリハット、太めのパンツと男前なコーディネートの女の子
似たようなコーデはよく見かけるけど目を惹く人はなかなかいない
美容師の彼のモデハンをお手伝いしていた薬剤師を目指してる学生さん
「なんで薬剤師目指してるんですか?」って聞いたら「親が・・・」って切り出したから
「あぁ、やっぱご両親もそうなんですね」って言うと「いや、両親は服飾なんです」っていうエピソードが凄く意外だった

もともと文系科目が苦手で理系科目が好きだったらしく「どうせやるなら極めたい」
というちょっとキッカケとしては曖昧?な思いから目指すことにしたらしく
実際に学校に入ってみると予想以上に勉強がハードみたいで
「両親を継いで服飾やっとけばよかったと思うこともあります」と言っていたけど
「でもやり始めたからには頑張ります」とあまり気張らない話し方がとても気持ちが良い

優しい風が吹く五月の中旬、梅雨が来る前の春の終わりにピッタリなふわりとした人