2013/03/14

No. 212 永田 俊浩


twitterID:viviyan104
place:名古屋



名古屋で会社員をする男の子。
トシとは名古屋に行くとほぼ毎回っていう頻度で会ってるんだけど
撮らせてもらったのは今回が初めて。
服の幅が広いトシ。セットアップのようなきれい目からモードミックス、
今日みたいに結構オラオラ攻めてるいかついコーデも着こなす。











バナルのヒールブーツにROGGY KEIのクラッチ。
リングにもトゲがついてる。
けど彼の内面は身に纏ってるような「尖ったもの」とは正反対。
大人しくて優しい。口数はそんなに多くないんだけど
一言一言に思いやりを感じるんだよね。
趣味は映画鑑賞なんだけど「鑑」の字が何回も書けなくて手こずってたり
将来の夢を考えに考えた挙句、なにも書かなかったり真面目な性格。












吸わないくせにタバコのピアス。吸わないからこそ、か。
ストライプのキャップとズボンの柄合わせや
アウターを表裏反対に羽織ってるところとかも個性的で楽しかった。
インナーのパラシュートシャツはDE:CODEというブランドのもの。
ズボンはアンカバ。
立体的に見せるデザインのシャツやサスペンダー
そこに生まれる空洞が近未来的だった。






絵に描いたような好青年。彼を慕う者も多い。
ちょっとマイペースなところもあるけど人一倍周囲に気を遣っているから。
そういうことが自然とできる(本当は何も考えてないだけかもしれないけど(笑))ところに
彼の良さがハッキリと現れているのだと思う。






前回の記事で紹介したかきぴとトシはカップル。仲良しでお似合い。
かきぴのこの愛くるしい表情。トシのちょっとめんどくさそうだけど照れてる横顔。
彼らの素の部分がこの一枚に詰まっている。






今日は3月14日。ホワイトデー。
最近は逆チョコなんてもんがあったりして
バレンタインに「女の子から男の子へチョコをあげる」って風習が
どんどん変化していっている。
それもそれで悪くない。でも僕は古い習慣は古い習慣のままのほうが好き。



小さい頃を思い出してみてほしい。
自分が小学生だった頃は、クラスの男友達と
「今年は何個もらえるだろうか」と柄にもなく浮足立っていた。
本命、義理、様々な形があるとは言え
もらえるということ自体がとっても嬉しかったなぁ。
たった一個のチロルチョコでさえも。



その頃は分からなかったこと。
恋をするということや、失恋の痛み、
そしてチョコを渡すってことの意味さえも。
知らないままでいたほうがいいことだったのかな?



いつしか僕らも大人に近づきバレンタインの意味も変わってきた。
そういったイベントにあまり心が躍らなくなったり形式化したり
そういう人も多いのではないだろうか。
身の丈にあったプレゼントが相応であるとは言え
高いものを与えたら良いのではない。
気持ちの入ったものだからこそ本当の意味で良いのである。



相思相愛という言葉があるよね。
文字通り、互いを想い互いを愛す、ということ。
あげるだけでもだめ、もらうだけでもだめなんだ。



「あげることはもらうこと、もらうことはあげること」
あげてるつもりがもらってることってある。
何かをあげて相手からのありがとうって言葉で満たされるときとか。
そういう些細な気持ちを失わないようにしてほしい。
「こんなにも支えられてたんだ」って
失ってから気付くのはやめにしてほしい。



長野はもう三月の中盤だというのに
雪がチラついてる。最高気温も1℃と真冬日。
(昨日までと明日からは最高気温が20℃近くなのになんで今日だけ)
きっとこれも何かの偶然。神様がくれた演出。
さぁ、男の子たち、今日という日に何かアクションを起こすのかな?
寒いけど心の温まる一日を。

Happy White Day.



りゅーちゃん。
twitter:@hunation