2014/02/26

from...Osaka ~ファッションを一周したその果てにあるのは・・・~

name-マゴメ(twitter-@11747391magome
 John Galliano
 used
 Marc Jacobs
 LOUIS VUITON

 Yohji Yamamoto



大阪のアメリカ村にある11747391というお店のマゴメさん

初めてこのお店にいったときは異空間みたいな内装に衝撃が走った

見かけちょっと怖そうだったんだけど、話すとゆるくて今も「彼を表す形容詞は?」と聞かれたら

間違いなく「ゆるい」って答えると思う



長崎出身の九州男児で、もともと大阪が好きだったらしく(それこそお笑いとか)

服も好きだったので専門学校に通うために出てきて、専門学校ではデザインのコースだったんだけど

結果的に今、販売員やってるってことはデザインは向いてなかったのかな?って言ってた

「ちゃんとした夢もあるんだけど寄り道しまくりです」って笑いながら話す

「働けると思ってなかったんで、1174で。でも好きで通ってた店で働けるなんてありがたい話ですよね」

・・・"寄り道したっていいじゃない。それが先に繋がるものなら"ってそう言われた気がした



彼の同年代にも古着屋を出している人が何人もいて、仲間の話もたくさんしてくれる

同様に他のお店に行くと彼の仲間が彼の話をしたりと

それぞれが敬意を表し合いながら、仲良く一丸となって大阪は盛り上がっている気がする

いつも大阪にいくと「みんな仲良しなんだな」って本当に感じるから

そういう協力したりするお互いを認め合う雰囲気の中で働くのって楽しいんだろうな






オシャレを好きになりたての頃って、とにかくいろんなものを足していく作業をすると思う

そしてだんだん引き算が分かってきて、どんどんシンプルになっていく

だけど、ファッションを一周した先には"派手なんだけど完成されて見える"スタイルも存在する

一周してこうなったんだなぁって思う人には2種類あると思うんだ(たぶんまごめさんは後者だ)

突き抜けたファッションセンスがめちゃくちゃカッコイイ人

他の人にも真似させないような、オリジナリティーが確率されている人はやっぱりかっこいい

(1174の他のスタッフさんや、彼の同世代の人たちもカッコイイんだよねみんな)



「りゅーちゃんはなんでスナップなんですか?なんでやり始めようと思ったんですか?」

って聞かれたからいろいろやり始めの頃や今やってる理由なんかを話して

最終的に素敵だなと思ったファッションの人を、たくさんの人に見てもらいたいのが一番ですかねって言うと

「そういう意味ではスナップも販売も似ていますよね~僕らもおもろいファッションの人を増やしたくてやってる感じがあるから」

「今日もこんな帽子被ってるから色んな人に見られるし、でも自分はこれが好きだから被ってるし」

「こういうファッションて圧倒的少数派だけど・・・」

なんて話をしてたら結論が出ないまま別れることになって

(また、お店にお邪魔するときはこの話の続きを是非)



僕の活動はモチベーションを保つのが厳しいときがある

でも、誰かと出会って、その人と話して、その瞬間が楽しいから

きっとやめられないし、続けていくんだろうと思う(なによりスナップが好きだし)

結局「好き」って気持ちで全ては動いてる、ファッションにしてもなんでもそう

だからこそみんな「好き」って言葉を使うときは笑顔になるんだ

そして好きなことをしてる人はみんな輝いてるんだなってそう思う