2014/05/22

花畑にいそうな白いワンピースの似合うパッチリした目の美少女 ~こいずみ さきの物語~






春から美容学生としてスタートしたさきちゃんは
デニムシャツとワンピースの合わせ方が新鮮かつ今の季節とマッチしてて爽やかだ
深緑のコンバースもセレクトがなかなか渋くていい感じ
辺りは暗くてどこにも花(or華)はないのにどこか花畑にワープした錯覚に陥るくらい
彼女の抜群の透明感は異彩を放っていた気がする

声をかけると「わ!ビックリした!」って言った彼女にゆっくり自己紹介をして話しながら少し歩く
もともと保育士になろうとしてて、そういう高校に行っていたのだけど
いろいろあって時間がたくさんできて、そしたらサロンモデルをする機会が増えて
美容師さんと接するうちに興味が湧いてきて自分もなりたいと思い立ったらしい
ハキハキした句切れのいい話し方と笑い方はとても爽快に夜の街に響く

たまたま見つけた花屋さんの前で撮らせてもらう、いろいろポーズを変えてくれる
段差を踏み外して身体がバランスを崩す、思わずこぼれた笑み
僕にとっては嬉しいアクシデントで「こんな風に笑うんだ」って思いながらシャッターを切る
パッチリしたキュートな目がなくなって綺麗に整った歯が見えて
今まで見たことのないまさしく等身大のさきちゃんの表情にすごくキュンてした
ブレてはいるけど最後から3番目の写真が一番好き

僕はときどき何を撮りたいのか分からなくなる、誰も撮りたくなくなるときもある
でも「この人だから撮る」ということは絶対しない
いつもファッションが人よりも先行している、そういうときに声を掛けている
だから「なんでこの人を撮ったの?」って聞かれたらその理由も良さも胸を張って言える
曲げたくない信念はいつも心の中にちゃんとある、自分が撮った人全員のことを僕は誇らしく思う