2013/03/06

No. 204 トニー


name:トニー
place:大阪
twitter:@tony_unjouet

レザー/OSHWAKON
インナー/used
パンツ/GUCCI
ニット帽/used
靴/ベリーボタン
カバン/COACH

コメント「ありがとうございます!!」



夏ごろに知り合ったトニー。ロン毛がよく似合う。
80'sやヒッピーな格好を好み他にはない彼のオリジナリティが
めいっぱい表現されている。
東京でもなかなか彼のような服装をしている人はそういない。












ベリーボタンの白い靴。
カラフルなGUCCIのズボン、コーチのカバン(カバンは母親からもらったもの)。
大阪の人はどこかにハイブランドを組み込んでいる。
それがなんとなく大阪の「色」なのかなって。
セットアップ風にしたブルゾンや野暮ったいレザーも素敵だった。






彼はすぐ人と打ち解けられる素晴らしい才能を持っている。
初対面でも彼と話すと五分後には笑顔になっている。
いつも明るくて笑顔の絶えない彼だからこそ、周りもそうなるんだろう。
アップのときカメラを向けると満面の笑みを見せてくれた。



ファッションの参考にしているものは「汚いもの」。
見たとき笑っちゃった。
将来の夢は「親にマンションを買ってあげること」
行ってみたい場所は「長野」
「長野いってみたいわ~」って言ってくれて嬉しかった。






ポーズしてって言うとこんなポーズをしてくれた。
彼らしい。
いつもふざけてばかりの彼だけど
今度ファッションショーをオーガナイズするみたい。
この日もチケットの受け渡しのためにアメ村に来ていて
その話をするときの彼の表情はいつものニコニコした感じじゃなく
目標に向けて「やってやるんだ」と意気込んでいた。






人は誰しもエゴを持っている。
心のどこかに寂しさを抱えている。
「人と違うことがしたい」のは周りに自分を認めてもらいたいから。
ファッションでもそう。
人と違う服が着たいのは自己表現する気持ちが強いから。



もちろん、「好きだから個性のある服を着ている」
という人もいると思うけど
単純に人に認められることは嬉しいしね。
気づかないところで目に見えないパワーになっているのはやはり周囲の声。
だからこそ忘れちゃいけないと思う。
仲間がいるから自分がいるということを。
一人でやれることには限界があるということを。



認めてくれて、応援してくれる人がいる。
彼にも、僕にも。
その恩返しのためにみんなにアミューズメントを
提供しようとする彼を僕も見習わなくては。



りゅーちゃん。
twitter:@hunation